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「大した仕事もしてないクセに」紗栄子、辻希美……ママタレはなぜ嫌われる?

日本テレビ系の『超再現!ミステリー』(4月17日スタート)で、司会を務めるお笑いコンビ・チュートリアル・徳井義実、ピース・綾部祐二のアシスタントとしてレギュラー出演している紗栄子

 辻希美とともに、先日、「週刊女性」(主婦と生活社)が発表した「女が嫌いなママタレ」ランキングでも安定した実力を見せつけていた、「嫌われるママタレ」の代表格である。でも、2人のほかにも「ママタレ」「嫁タレ」というと、たいてい嫌われている人ばかり。

 一体なぜ、ママタレは嫌われるのだろうか。嫌われるママタレとそうでないママタレとの違いとは? テレビ関係者に聞いた。

紗栄子の場合は、離婚によってたっぷり養育費をもらいつつも、自分はちゃっかりテレビに出演したり、元夫と平気で連絡を取り合いつつ、ブログで『離れても彼はずっと私の大切な人』とかキレイごとを言ってしまえる面の皮の厚さが嫌われているんでしょうね。また、辻希美と共通していえるのは、『言わなくてもいいこと』を自らブログで書き続ける、自ら種をまき続ける、自己顕示欲の強さ。きちんと“母”になりきれず、子どもよりも“わが身かわいさ”みたいなところがある、幼児性に対する嫌悪感もあるんじゃないでしょうか」

 確かに、嫌われるママタレには「ブログ炎上」というのも付き物である。また、ある女性誌編集者は、こう指摘する。

「ブログがきっかけでバッシングを受けるママタレは多いですが、それよりも、プライベートの話題だけで食っていこうとするのが、そもそもムリがあるんだと思います。本人はたいした仕事をしていない、代表作など何もない、たいした能力を持っていないのに、『○○の嫁』という配偶者の名前だけでテレビなどに露出すること、ダンナの名前を利用して、突然セレブ化して地位が高くなってしまったケースに嫌われる人が多い気がします」

 知名度はそこそこ&代表作品のない「B級タレント」の紗栄子が「セレブママ」化しているのがまさに典型的だが、逆に嫌われないのは、「家庭のニオイを出さない」女優や、モデルなど。
 
 有名俳優と結婚した有名女優などは嫌われないし、「仮面夫婦」というウワサや、夫でなく本人の「浮気」のウワサなどが出るモデルの「カリスマ主婦」系の人も、「嫌われママタレ」になりにくい(※報道されにくいという点もあるだろうが)。

 そういえば、ファミリーでの出演が多い北斗晶は逆に、佐々木健介のほうが「北斗晶のダンナ」と言われてしまうことも多く、旦那が気の毒がられることはあっても、「ママタレ」として嫌われることはない。

 ちなみに、本人の仕事によって、「嫌われママタレ」という汚名を返上できるケースも稀にある。たとえば、かつてネット上などで大いに嫌われていた新山千春が、人気ドラマ『カーネーション』(NHK)での好演を評価され、「見直した」という声が多数出ていたのは、記憶に新しい。

 ただし、もともとプライベートの切り売りで食っていこうというようなタレントにとっては、「嫌われママ」認定など、たいした意味はないのかもしれない……。


みくみくぶろぐ-紗栄子

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