V系YOHIO 炎天下の新宿で熱唱、少女のようなルックスで登場 - みくみく読者募集だよ芸能エンタメぶろぐ

　スウェーデン人の男性ビジュアル系アーティスト、ＹＯＨＩＯ（１６）が２８日、東京・新宿ステーションスクエアで、日本デビューアルバム「ＲＥＡＣＨ　ｔｈｅ　ＳＫＹ」の発売記念イベントを行った。

　３公演で計約６０００人を動員。炎天下の中、まるで少女のようなルックスのＹＯＨＩＯがステージに登場すると、集まったファンはのっけから大興奮状態。アルバム収録曲「ＳＫＹ☆ＬｉＭｉＴ」など３曲を熱唱し、「超うれしい。来てくれてありがとう」と流ちょうな日本語であいさつ。尊敬する歌手にＧＡＣＫＴ（３８）を挙げ「目標は東京ドームです」と意気込んだ。

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日本のビジュアル系バンドに魅せられ、出身地のスウェーデンでバンドを組み、プロになった１６歳のスウェーデン人男性、ＹＯＨＩＯ（ヨヒオ）が、日本でユニバーサルインターナショナルからメジャーデビューを果たした。美しいルックスと高度なギター演奏、完璧な日本語による歌唱は“逆輸入ビジュアル系”として話題を集めそうだ。

　身長１６８センチ、体重４８キロ。まずその外見に驚かされる。だが、今回のデビュー・ミニアルバム「リーチ・ザ・スカイ」の冒頭、ノリの良いロック曲「リーチ」を完璧な日本語で熱唱。ギター・インストゥルメンタル曲「フランティック・エレガンス」では高度な演奏技術を駆使したクラシック音楽風のソロ演奏を披露するなど、ミュージシャンとして確かな実力を備えていることも分かる。

　「日本アニメの影響で日本文化や日本語に興味を持った」という。「そのうちマリスミゼルやベルサイユなど日本のビジュアル系バンドに興味を持ち、ネット通販で彼らのＣＤを購入、そうしたスタイルを目指すようになった」と明かす。

　３、４年前に現地の日本語学校で学び、日本語のブログやツイッターで日本人をフォロー。常に日本語に触れる環境作りに努めて日本語をマスターした。

　日本語の歌詞も自分で書く。「母国語でも作詞は苦労するから日本語だと本当に大変。サビが最初に日本語で浮かんだときは楽なんだけど…。まず英語で考えて日本語に訳すこともあるけど、ロック音楽の場合、日本語がうまく乗らないことも多いからね」と話す。

　「あこがれの日本でメジャーデビューできるなんて、最初は信じられなかった。長年の夢がかなったんだ。もっとも今は感動に浸る暇もなく楽曲作りに没頭しているけどね。とにかく長く活動を続けたいよ」と笑った。